
出版社:文芸社 著者:大野靖志 定価:1,680円

●プロローグ― 言霊によって現実を変える具体的な方法を初公開 ― どうして日本語は美しいのか? ― 言霊(ことだま)は「単なる迷信」ではない ― 西洋的価値観は私たちを幸せにしたか ― 日本― 新しい文明のパラダイムを提示しうる国 ― いにしえの叡智を今に伝える言霊学と伯家神道 ― 階層性と統合性によって知識を整理する ― 本書の使命とその方法論
伯家神道の秘儀継承者・七沢賢治が明かす神話と最先端科学の世界
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クイント・エッセンスの人体への作用
椙村憲之氏は科学者としての立場から、これまでクイント・エッセンス・システム(QES)の試験を重ねており、結果、次のような作用を確認したという。
「クイント・エッセンスには、病気を予防し、自然治癒(ちゆ)を促進し、精神を安定させ、トラウマ(心的外傷)を解消する作用があることが確認されています。また、ストレスの解消、睡眠障害・意識障害の改善、認知症の改善、統合失調症の症状の軽減、心身症と心因性(しんいんせい)反応の改善、あがり・対人恐怖症の改善などについても、良い結果が出ているのです。
これらの作用は確認された中のほんの一部であり、人の健康に関するほとんどのことに、何らかの改善作用を発揮すると考えていいでしょう」
なぜ、脳に働きかけることで、全身にわたる健康改善作用が現れるのか?椙村氏はこう説明する。
「病気の人は皆さん脳波に異常があります。どのような病気でもそうです。その意味では、脳波の異常こそが病気の原因だといえるでしょう。たとえば、Aという病気の方からは、『私はAという病気だ』という脳波が出ます。ところが医学者の多くがそのことに気づいていません。昔の脳波計はアナログでしたから、それがはっきり分かりましたが、最近の機械はフィルターがかかっているために、かえってそれが分かりにくくなっています」
さらに、椙村氏は教育分野への応用にも大きな期待をかける。
「人の大脳皮質(ひしつ)は誕生時からすでに140億個という膨大な数の脳細胞を有していますが、一般にはその20〜30パーセント程度しか活用できないとされています。
知能の発達は、年齢を重ねていくときに、神経の絡(から)み合いやシナプスの髄鞘化(ずいしょうか)が生じることで起こりますが、その過程においてクイント・エッセンスが記憶に関する海馬(かいば)等に働きかけることによって、知能や記憶力の改善のほか、創造性の開発や知的障害児・者への教育効果が期待されるでしょう」
教育分野への応用の延長線上に、社員教育、あるいは社員や家族やスポーツのチームなどの一体感を高めることを含めてもいいだろう。
加えて、スピリチュアルな領域に関しても、クイント・エッセンスは一定の役割を発揮しうると椙村氏は言う。
これまで、呪詛(じゅそ)や憑依(ひょうい)現象など霊的な問題の解消や、前世(ぜんせ)療法への応用、クンダリニー(巻末の椙村憲之氏の寄稿文を参照)と呼ばれる霊的エネルギーのコントロールやカルマの解消、宇宙の記憶庫ともいわれるアカシックレコードへのアクセスなどがクイント・エッセンスによって容易となった事例があるほか、人によっては「悟り」をかいま見る体験まであったという。
そのようなスピリチュアルな体験はあくまで主観的なものであるから、その真偽(しんぎ)についてここで確定的なことはいえない。
ただ、いわゆる憑依精神状態となり自分がどこにいるのかも分からないような人が、2、3日間クイント・エッセンスを使うことで我に返ったという事例もある。