出版社:文芸社 著者:大野靖志 定価:1,680円
●プロローグ― 言霊によって現実を変える具体的な方法を初公開 ― どうして日本語は美しいのか? ― 言霊(ことだま)は「単なる迷信」ではない ― 西洋的価値観は私たちを幸せにしたか ― 日本― 新しい文明のパラダイムを提示しうる国 ― いにしえの叡智を今に伝える言霊学と伯家神道 ― 階層性と統合性によって知識を整理する ― 本書の使命とその方法論
伯家神道の秘儀継承者・七沢賢治が明かす神話と最先端科学の世界
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言語エネルギー発生器の誕生
このような過程を経て、言語エネルギーを効果的に脳などに発振させる装置としてシステム化したのが、クイント・エッセンス・システム(QES)である(巻頭カラーページの「言霊解析によるデジタル言語エネルギー理論」図も参照)。
クイント・エッセンスとは「五つの精髄(せいずい)」を表す言葉であり、七沢氏の五階層理論への思いが込められた命名であった。
機器の構成は、言語エネルギーを脳波に共鳴しやすい複合波の微電磁力として発振する本体と、言霊の入ったソフトウェア(QEカード)から成り、後者には目的別にさまざまな種類がある。そのタイトルの一例として、『創造情報』『公響詞』『健康学大全』『十種神寶』などが挙げられるが、そこにどのような文章が書かれているのかは公開されていない。
ただし、『公響詞』に関しては、伯家神道の三種祓、身禊祓、一二三祓、大祓(中臣祓)が収められており、これをクイント・エッセンス本体にセットして発振することは、脳に入りやすい形で祓詞が奏上されるのに等しいという。
通常であれば、口から発せられた言葉は音となって耳に届き、そこから神経を通って脳へ到達し、そこで電位の変化を引き起こすことになるわけだが、クイント・エッセンスはその電位の変化を直接再現して脳へ影響を及ぼす。つまり、より直接的に言語エネルギーを脳へ送り込むのである。
しかも、言葉による微弱な脳波の変化を、クイント・エッセンスではノイズを排除した状態で増幅しているため、その言語エネルギーは人から発せられた言葉よりも強いといえるだろう。
つまり、明瞭でクリアな状態で増幅された言語エネルギーを発振するクイント・エッセンスは、言霊本来の「現実を創造する力」を最大限に発揮しうるのである。
七沢氏は、クイント・エッセンスの発振する言霊の力についてこう述べる。
「適切な周波数で言霊を入れると、本人がその言霊を拒否していたとしても脳に作用します。これを悪用すると洗脳のようになってしまうため、QEカードは私以外の人には作れないようにしているのです。カード内のデータは暗号化されているので、誰かが解析しようとしてもその仕組みは分からないでしょう。
ただ、いずれにせよ、これで人を呪うようなことはできません。本来の生命活動に合うものしか脳には作用しないからです」
クイント・エッセンスの使用法は、受け手が本体の上に手を載せるやり方が基本となる。