出版社:文芸社 著者:大野靖志 定価:1,680円
言霊はこうして実現する
◎目次
●プロローグ― 言霊によって現実を変える具体的な方法を初公開 ― どうして日本語は美しいのか? ― 言霊(ことだま)は「単なる迷信」ではない ― 西洋的価値観は私たちを幸せにしたか ― 日本― 新しい文明のパラダイムを提示しうる国 ― いにしえの叡智を今に伝える言霊学と伯家神道 ― 階層性と統合性によって知識を整理する ― 本書の使命とその方法論
●プロローグ― 言霊によって現実を変える具体的な方法を初公開 ― どうして日本語は美しいのか? ― 言霊(ことだま)は「単なる迷信」ではない ― 西洋的価値観は私たちを幸せにしたか ― 日本― 新しい文明のパラダイムを提示しうる国 ― いにしえの叡智を今に伝える言霊学と伯家神道 ― 階層性と統合性によって知識を整理する ― 本書の使命とその方法論
●第一章 言霊に秘められし霊性を呼び覚ます
― 日本に埋蔵された豊穣な知的資源
― 日本語が形成する日本人特有の感性
― 上代語に表れる日本人の霊性
― 言霊学の始まり
― 五十音は何を表しているか
― 言霊で読み解く『古事記』
― 天地創世と五十音の誕生
― 五十神と五十音のマンダラ
― 今・ここで天地は創造されている
― 五階層は神をつかむための階段
― すべてを階層化・統合化するパラダイムとは
●第二章 伯家神道が明かす神道の深層
― 皇室祭祀を司った白川伯王家
― 伯家神道の絶大な影響力
― 七沢賢治氏と伯家神道の出会い
― 皇太子が天皇になる修行「祝(はふり)の神事」
― 神をつかみ、神を食べる
― 政(まつりごと)は「祀りごと」
― 十種神宝御法の真義
― 国津神、天津神とは何か
― 産霊(むすび)とは何か
― 九階層の持つ祓いの力
― 五霊五魂を鎮魂する伯家神道の行法
― 自らが宇宙の創造主となる
― そして悟りの境地へと…
●第三章 言霊・神道と最先端科学の融合
― 言霊・神道を科学で解き明かせるか?
― 宇宙は「無」から生まれた
― 対称性の自発的な破れと言霊
― 想念の正体は何か?
― 量子の示す奇妙な振る舞い
― パラレルワールドと量子コンピュータ
― 量子場脳理論と言霊
― 「こころ」は光でできている
― DNAと言霊について
― 言語というエネルギーの取り込み・伝播プロセス
― 言葉はゼロ・ポイント・フィールドから生まれ、そしてそこへ還っていく
●第四章 言霊で現実を創造する方法
― ブームとなった「ありがとう」
― 祓詞で言霊は本来の力を取り戻す
― 客観視によるゼロ化への道
― ゼロから言霊の実現化へ
― 「構文の五階層」による言霊エネルギーの活用
― 「構文の五階層」で自らの現実を創造する
― 言語エネルギーを周波数として発振する試み
― 言語エネルギー発生器の誕生
― クイント・エッセンスの人体への作用
― クイント・エッセンスの多方面への応用
― ロゴストロン研究所の発足
●エピローグ タミの時代に求められる新たな帝王学とは
― 日本における帝王学の真義
― 言霊学と伯家神道の位置づけ
― 新・国生みの模式
― タミが主役となる時代の生き方
― 2012年には何が起きるか
― これからの1万3000年を創造する
『言霊はこうして実現する』
伯家神道の秘儀継承者・七沢賢治が明かす神話と最先端科学の世界
当サイトでは、出版社の文芸社様にご協力頂き、『言霊はこうして実現する』を全文掲載しております。
言霊について深く理解するために、是非お役立て下さい。
※無断使用・転載は著作権により禁止されています。
当サイトの内容はその作成者に著作権があり、それらを作成者に無断で使用したり転載はできません。
七沢賢治が継承する伯家神道の教えを学びたい方は、【一般社団法人白川学館】の講座案内をご覧ください。
最新の研究成果は【株式会社七沢研究所】をご覧ください。
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第二章 伯家神道が明かす神道の深層
そして悟りの境地へと…
そして悟りの境地へと…
十種神宝御法の行法は、仏教でいう「悟り」の境地へとその修行者を導くことにもなる、と七沢氏は言う。
「悟りとは要するに、階層を自在に上がり下がりできるということです。我(われ)から神までの間を上がり下がりする。神である状態は純粋主観であり、そこから離れると客観視に戻される。その落差はかなりのショックですが、それを何度も経験すると我(われ)から神の間にあるさまざまなパターンを知るので迷わなくなります。それがいわゆる悟りというものではないでしょうか。つまり、五階層は悟りのための階梯なのです」
純粋主観とは自己そのものが宇宙であるという意識状態のことだろう。宇宙意識とも呼ばれるこの意識は一見すると、仏教でいう悟りのようにも見える。しかし、これでは物事の片面しか満たしてはいない。
そこへ加えて、純粋主観の状態から通常の意識状態である客観意識に戻り、再び行によって純粋主観へ入り……といったことを繰り返すうちに、階層をつかみ取って、神である自分と人である自分とを統合的に把握することができるのだ。
十種神宝御法の行法では、行を行う部屋が宇宙の縮図となり、そこを「おはたらき」の力で自分がどう動いているのかを意識を失わずに観照(かんしょう)することで、純粋主観と客観視の意識とを統合していくのである。これらはいずれ、白川学館の祝(はふり)殿で学ぶことができるだろう。
次章では、言霊と伯家神道が持つ、現実における創造力と意識の変容力について、量子力学の観点から迫ることにしよう。